「やっぱり作務衣は綿」しかも「がんがん着て」「じゃぶじゃぶ洗える」しっかりした品でなくては…という見本のようなスグレモノ。
絣縞は、粋でいなせな絣格子の風合い。年齢を問わず着こなせます。
絣格子は、本藍染の糸をヨコ糸に使用。かすり調の織り上がりがまさに絶品です。
正藍染作務衣 藍絣(しょうあいぞめさむえ あいがすり)
藍染めの里“武州”から鮮やかな新風。
古き佳き装いである作務衣の形式と様式を復元し、現代に蘇らせるため、当会が最高級の藍染の伝手を求めていたとき巡りあった武州正藍染。この出会い無くして当会の作務衣は生まれなかったといっても過言ではありません。
そして今、その武州から、新しい武州正藍染作務衣が誕生しました。
日本の色“藍”の濃淡を変えた<交織>で紬風に織り上げた見事な色合い。和の形の佳さを存分に取り入れた端正なフォルム。古きを尋ね得た、新しき和の形を、ぜひお召しください。
本藍染・キルト作務衣羽織(ほんあいぞめ・きるとさむえはおり)
今日は、静かな日曜日。しかし、冬の日射しは弱く、肌寒い。
予定通り、午前中は植木の手入れに、作務衣の上に、作務衣羽織を羽織り、自然との対話を楽しむ。嗚呼、よきかな我が人生。
何がなんでも本藍染でなくてはという、こだわり派のあなたにおすすめするのが、この本藍染のキルト作務衣羽織です。
表地は本藍染作務衣と、全く同じ布地です。裏地には、綿100%の機械染めの布地が用いられており、表時と裏地の間には、重さを感じさせない高級ポリエステル綿が、入っています。裏側は、キルティング加工してありますから、防寒は完璧です。
本藍染キルト作務衣と全く同じ布地ですから、セットでお求めになって、アンサンブルをお楽しみになられても良いし、これだけをお求めになって、お手持ちの作務衣のうえに羽織られても結構です。
本藍染・キルト作務衣(ほんあいぞめ・きるとさむえ)
或る、晴れた冬の朝。なぜか、いつもより早めに目覚めた。
作務衣姿で、箒を手に庭に降り立つ。時々、通りを足早に歩く人々の靴音、何処かへ急ぐ車のエンジンの騒音に、ふと手を止めて、人の世を思う。
表地は、本藍染作務衣と全く同じもので、裏地は、綿100%の機械染めで、最高級ポリエステル綿をあいだに挟んで、キルティングが施されてあります。藍染の爽やかな風合いを損なわず、しかも暖かいのが取り得です。
軽い上に、木綿のように湿気を吸うことのない高級ポリエステルのお陰で、昔の綿入れのような、重くてごわごわした感じは、全くありません。キルティングされた裏地のお洒落感覚は、きっとお気に召すことと信じます。
本藍染作務衣(ほんあいぞめさむえ)
昔ながらの形式、様式を本格的に守り抜いている作務衣。
木綿100%、本藍染の本格的作務衣。着るほどに肌になじみ、洗うほどに藍の渋さが深まる。もちろん糸の段階から手で染め上げた本藍染です。
素朴な肌触りと藍の奥深さは抜群。これぞ作務衣と根強いファンも多く、いわゆる作務衣ブームの火付け役となった古典的銘品です。
正絹アンサンブル 紺紬(しょうけんあんさんぶる こんつむぎ)
袴姿で決める!
フォーマルな場に堂々と…袴アンサンブルに待望の新作登場!日本伝来の美をまとう誇りが、初春を雄雄しく駆け抜ける。
日本人だからこそ――日本伝来の袴にこだわりたい。
本格的な袴を作務衣に合わせた新様式、上着と袴と羽織の3点セットで人気急上昇の<袴アンサンブル>に、待望の新作が登場しました。
その彩りは、日本の伝統様式が最も昇華される初春に相応しい紺。野趣と気品が同居した立ち姿は、フォーマルな場面、訪問着としてもピタリと決まります。
より格調高く、趣豊かな伝統美を表現するために、生地も一段上の正絹を贅沢に用い、着崩れを防ぎ、背筋をピンと伸ばすために背板を付けました。
絹唐山袴アンサンブル 音羽(きぬとうざんはかまあんさんぶる おとわ)
袴の柄に最も合うとされる唐桟縞で仕立てた注目の一着。
本格的な袴を作務衣に合わせた新様式<袴アンサンブル>の人気が急上昇。早くも三着目がお正月に向けて発進です。
今回の新作は伝統の唐桟縞で仕立てました。インドより渡来、江戸の中期に大流行したこの唐桟縞は、袴の柄に最も合うとされています。
素材はもちろん、絹100パーセント。直線的に流れる縞の美しさが、絹ならではの光沢に溶け込み、優美さを粋をいやが上にも引き立てています。濃紺と茶に淡い藍を一組にしたタテ糸と、濃紺のヨコ糸を交らせた微妙な色合いも絶妙。
「銀鼠」、「絹天竜」に次いで「音羽」の登場で、この新様式<袴アンサンブル>が更に強力なラインナップとなりました。このお正月に、いかがでしょう。
正絹袴アンサンブル 絹天竜(しょうけんはかまあんさんぶる きぬてんりゅう)
数ある当会の生地素材の中から、袴アンサンブルにふさわしいと白羽の矢をたてたのが、ご存知、正絹樹木染の「絹天竜」でした。
絹を樹木で染めることから生じる自然な輝きは、これまでの袴アンサンブル「銀鼠」とは趣を異にする色合いと風合い。
仕上がってみると思惑通りの出来栄え。藍衿の肌着に黒足袋雪駄で決めれば、これぞ日本男子のダンディズム。得も言われぬ雰囲気が漂います。
従来の和装アンサンブルに優るとも劣らぬ新しい新様式は、祝いの席などに最適。堅苦しい礼服に換えてこんな姿でお出かけになると、参列者の視線は釘付け。あなたのセンスがひときわ光ります。
正絹 袴アンサンブル 銀鼠(しょうけん はかまあんさんぶる ぎんねず)
またひとつ、新しい様式美の誕生です。今度、結婚式に着ていくよ――という声も。
野袴ではなく、本格的な袴を作務衣に合わせてみたらいかがなものか――こんな会員の方からのご提案をひとつの形にしてみました。作務衣の上衣に”馬乗り袴”、さらに作務衣用の袖なし羽織をセットして完成したのが、ご覧のようなアンサンブルです。
素材は、作務衣・袴・羽織全て正絹。明るい鼠色に滋味あふれる織り模様が広がり、自然の中に溶け込むような素材をかもし出しています。それでいながら同時に、アンサンブルとして全体の調和から生まれる独特の気品は圧巻。
開発した私どもでさえ、いいなァ…とつぶやくほどの出来ばえとなりました。
実際、人気も上々。「いいねぇ、今度これで知人の結婚式に出てみようと思ってる」と嬉しいお便りも寄せられています。
従来の和装アンサンブルに勝るとも劣らぬ新しい様式美の誕生。四季を通してお召しになれますので、この機会にお求めになられてはいかがでしょうか。
大島髭紬作務衣 黒と羽織(おおしまつむぎさむえ くろとはおり)
まさに大島の中の大島。黒絹と髭の魅力は垂涎もの!
大島紬の彩りの中でも最上と云われる「鴉(からす)の濡羽色」を用いたのが、「大島紬作務衣 黒」です。
その彩りをさらに極上の高みへと押し上げているのが、和装の世界では俗に“髭”と呼ばれる表面の織り加工。
まさしく髭のように全体に施された織りの意匠が、黒絹の乱反射による渋い彩りをさらに複雑妙味なものにしています。
織り上げるのに、通常の大島紬の2倍もの手間を要すると聞けば、その職人的付加価値の高さもご納得いただけるはずです。