柿渋に10~12色の染めを加えた京都・西陣の逸品。
毎回、到着を心待ちにする京都の新作。この春は柿渋の<綿シルク>です。
ヨコ糸に上質シルクの紬糸。タテ糸に綿糸。綿糸は青柿から絞り発行させ二年ほどねかせた柿渋汁一色の染め。絹糸の方は濃、中、薄と3つに分けてそれぞれに3~4色、計10~12色の染めを加えて何段階にも濃淡を付けています。
柿渋以外の草木染の種類は残念ながら企業秘密とのことで、当会もそれを知ることはかないません。これだけ色を使うと、普通ならベタッとして品の無いものになるのですが、さすがに京都。ユニークでありながらとても上品に仕上がっています。
当会の10周年ということで、京都。西陣の職人さんも頑張ってくれたとか。技術がなければ成しえない柿渋濃淡。さあ、お目見えです。