スマートな作務衣の誕生です。
スエードとは、羊皮などの柔らかい感触を持つ裏皮(バックスキン)のこと。靴やバッグ、ジャケット、ベストなどに使用される素材ですから、お聞きおよびの方も多いことと思われます。
ただし、実際に動物の裏皮を使うと、とても手が出ないような価格になるため、現在では素材を起毛して裏皮のような感触や風合いを出す「スエード仕上げ」によるものが主流となっています。年頭に発表して話題を集めたご紹介の「スエード作務衣」も同様の仕上げ加工によるもの。
通常ですと綿素材を使用しますが、絹に似た光沢を出すためにポリエステル素材を使用。さらに特殊な剪毛法により、独特の風合いをもたせています。
また、スエードならではの柔らかい感触を強調するためニット織り――と、当会ならではのオリジナリティにあふれたスエード仕上げの作務衣が完成しました。