常識を破った正絹シリーズもバリエーション豊かに。
作務衣といえば、古くから僧侶の作業着として継承され続けた古き佳き和の装い。その素材は綿というのが基本なのは皆様もご存じの通りです。確かに綿素材の一着は洗うごとに愛着が増し、基本の素材としてこれからも不動の地位を保ち続けることは私どもと致しましても何の異存もございません。
しかしながら、その基本を守りながらも、日々変化する時代やライフスタイルに連れて、作務衣も進化しなければならないということが私どものテーマのひとつであることも揺るぎない事実。そのためこれまで、実に様々な素材に挑戦し、新たな領域を開拓して参りました。
「正絹作務衣=伝統芸術を着る会」
そして、その記念すべき先鞭つけたのが、ご覧の正絹作務衣シリーズです。かたや質実剛健な和の装い、かたや惨然と輝ける生地の王者。その二つがあいまみえるなど如何なものか。いや、これこそ革新、あっぱれだと、いやはや発表当時は嵐のような賛否両論を巻き起こしたものです。しかしその熱い鉄の固まりのようだった革新も、時が経過してしっかりとカタチと地位を獲得し、いまでは私どもの代表作と相成りました。
お客様の中には、一般に発表されている他の正絹作務衣の追随を許さない品質と品揃えから、「正絹作務衣=伝統芸術を着る会」と認識されている方もいらっしゃるほどです。バリエーションも人気の彩を冠した黒、そして個性派の銀鼠も加わり実に多彩。なめらかに輝く光沢を楽しみながら、年末年始のお出かけや語訪問などのための晴れの場での一着として、ぜひお揃えを。