天然の素材を使用し、熟練した職人の手ひとつひとつ真心こめて作られる日本古来の産業品。それが「伝統工芸品」です。美術品的な美しさを持ちながら、高い実用性も兼備、長い間使われ続けてきたことで完成度も高まっており、次の条件に当てはまる190品目が通商産業大臣より指定されています。
●熟練した職人により作られ、芸術的要素を持つ。
●日常的に使用できる。
●主な工程を手作業で行なう。
●原材料や技法が100年以上継承され、今も同じように作られる。
●個人やグループ規模ではなく、地域産業として成立している。
そして合格した製品には、「伝統マーク」が与えられるのです。